本作は1985年にリリースされた「ザナドゥ」の続編。前作同様サイドビューのアクションRPGで、倒したはずのキングドラゴン「ガルシス」が復活してしまったことから、プレイヤーは再びその討伐に向かうことになります。

リアルタイムに展開される、体当たりによる武器攻撃や手動で誘導可能な魔法といった戦闘システム。戦士系と魔法使い系の二種類の経験値があり、どちらを伸ばすかでキャラクターの個性を出したり、武器、防具、魔法に経験値が設定されていて、使い込むほどにより高い効果を発揮できるといった成長システムなどは前作を踏襲しているものの、今回は逆さつららによるトラップや、飲んでもカルマが減らない毒、高いアクション性を要求されるマップ、新しいボスキャラやモンスターなど、多くのRPGファンがこれは手応えがある！と舌を巻くほどの難度に仕上がっています。

国産PCゲームの中でもかなりの難度を誇る本作。高い難度でありながらも、やみつきになる面白さは、絶妙の一言に尽きるといえるでしょう。