お嬢様とぼっちくん ～Lady & Lonely Boy～

『お嬢様とぼっちくん ～Lady & Lonely Boy～』は、お嬢様が通う学園で唯一の男子生徒となった主人公が、男性を全く知らないお嬢様に男とは何たるかを教える学園コメディノベルゲーム作品です。
「スワンアイ」ブランドより2013年に発売された美少女ゲームを『PandaShojo』のプラットフォームに対応し、世界中の方々に楽しんでいただけるようにリメイクしました。


◆あらすじ
キリキリと痛む胃を押さえながら、学園の門前で木馬 拓海は足を止めた。
遅刻にもかかわらず、何故そのまま門をくぐり教室へ向かわないのか？
だって教室には……女子！女子！女子！女子オンリーなのだ！

まさか自分以外に男子生徒がいないとは思わず、学園で孤立してしまった拓海。
そんなぼっち生活を送る中、唯一会話できる幼馴染の影井 千佳から、とある部活に勧誘される。

その部活は"交流部"、通称「ガーデン」と呼ばれる部活だった。
女子学園の共学化に伴い、男女の仲を取り持ち、男女間のトラブルも解決するために設立されたという。
ガーデンの会長、綾瀬川 響は言った。
「私達と…お友達に、なって下さいませんか？」

本当は男友達が欲しい。
でも、孤独で学園を辞めたがっていた今の拓海には、何よりも甘美な言葉。
拓海はガーデンへの入部を決意するのだった。

「ようこそ、ガーデンへ！」


◆キャラクター
・綾瀬川 響（あやせがわ ひびき）
「私達この学園の女学生は、男性との交流が…極端に浅いのです」
成績優秀で美人なうえに家柄も良く、ガーデンの部長を務めるお嬢様。
しかし高飛車で負けず嫌い、拓海にも突っかかったりしている。
どこか抜けていたり姫子には逆らえなかったりと憎めない部分も多い。

・蘭上 姫子（らんじょう ひめこ）
「ごめんね。男の子が来るなんて初めてで、皆舞い上がっちゃって…」
礼儀正しくスタイルが良い、響と同じ3年生で学生会会長を務めるお嬢様。
拓海やガーデンの部員にとても優しく、みんなの憧れ。
下ネタにはかなり疎く、フケツです！と顔を真っ赤にする恥ずかしがり屋。

・荻野 柚（おぎの ゆず）
「なに？　先輩に見えないって？　私が？」
ジッとしているのが苦手で喜怒哀楽の表情豊かな2年生のお嬢様。
なぜか部室に一番早く来ていて、みんなが揃うまで拓海と話すことが多い。
売られた喧嘩は買う主義で、突如口喧嘩が勃発することがある。

・笹塚 美由（ささつか みゆ）
「ネギを首に巻くか…お尻に刺すと良いんですよ♪」
スタイル抜群で妹っぽい雰囲気の天然ドジっ子お嬢様。
拓海と同じで今年入学した1年生で千佳から紹介されて知り合う。
人懐っこく素直で一生懸命だが頭はあまり良くない。

・影井 千佳（かげい ちか）
「よっしゃあ！美由ちゃ～ん♪新しい水着買いに行こ～！」
昔から、なぜか水にまつわるドジを度々引き起こす特異体質の幼馴染。
拓海の良き理解者で、独りぼっちの拓海を気にかけている。
中身はおっさんで、拓海と話が合うくらいの変態。

・木馬 拓海（きば たくみ）
「（いやだ、もう…学園辞めたい…）」
今年から共学化した「聖プリンシパル学園」に入学した唯一の男子学生。
ハーレム状態ではあるが、女子しかいない空間に落ち着けるはずもなく、
入学早々退学を考えていた時、ガーデンに勧誘される。