◆江戸時代の日本にタイムスリップした少年が巻き込まれる怪奇譚

主人公（＝プレイヤー）は現代の日本に住む17歳の少年・琥太郎。ある日、彼は渋谷で起きた超常現象に巻き込まれて気を失ってしまう。目覚めたとき、そこは日本の時代劇のような空間だった。やがて琥太郎は、そこが19世紀の日本の首都・江戸の中にある吉原遊郭であり、自分が死んだうえに魂だけの存在となって江戸時代にタイムスリップしたことを「神」に知らされるのだった。

◆吉原遊郭を舞台に繰り広げられる猟奇ミステリ・アドベンチャー

自分がこの時代に辿り着いた理由や現世へ戻る方法も判らず、琥太郎は『謎』を説く手掛かりを求めて吉原を彷徨い出す。やがて彼は花魁の殺人事件に遭遇し、その殺人事件を解決するために「探偵」的な役回りをすることになるのだが、数々の猟奇殺人に遭遇することになるのだった。

◆繰り返してプレイすることで真相に近づいていくタイムループ展開

重要人物となる『花魁』殺人事件の謎は、一度のプレイでは解決しません。複数の設定や伏線が織り込まれたシナリオは、主人公が幽霊であることにより時間を遡って他人に憑依して繰り返しプレイできるシステムと併せて機能するタイムループ的展開となり、最期に大きなどんでん返しが用意される仕組みになっています。

◆江戸時代後期の吉原を軸に、歴史的解説を加えたモードも搭載

本作は江戸時代後期の吉原を舞台にして、当時の人々の生活風俗や用語を解説するモードも搭載しています。これにより、日本人でもよく知らない「吉原遊郭」の事を学べるようになっています。また、本作は英語・中国語（簡体字）に対応しており、各言語圏のプレイヤーが知らない日本の江戸時代について学べるようになっています。