「今度の物語は、孤独な死神を主人公にしようと思っているんだ」
兄の口から語られる、今はまだ読むことが叶わない物語。
主人公である紗夜は、いつかその物語が完成することを楽しみに願っていました。
そんなある日のことです。
紗夜の目の前に、一人の青年が現れました。
月明かりに浮かび上がる金の髪、青灰色の瞳。
不思議な容貌をした青年は記憶を失っていました。
青年がただ一つ覚えていること。
それは、自分が『死神』であるということ――――。
空は青灰色。その下で時を刻むことを忘れた時計塔。
これは、美しい海沿いの街を舞台に紡ぎ出される少し不思議な物語。

Nintendo Switch版ではオープニング＆エンディング曲を新規収録。
また再生する動画年代【初版(2011年)/二版(2019年)/三版(Nintendo Switch)】を選択出来る【Classic Mode】機能が追加されております！！