誰にでも分け隔てなく接するクラスメイト、星名理沙。
隣の席の彼女に御崎一真は恋をした。

自分の気持ちを抑えられなくなった一真は、その日のうちに告白する。
ドキドキしながら待った彼女からの返事は―
逃げる、というものだった。
星名理沙は、極度の恥ずかしがり屋だったのだ！

必死になって追いかけるも、陸上部エースの理沙には追いつけない。
彼女の親友で口の悪いクラスメイト、宮園海雲の協力を取り付けた一真は
あの手この手で理沙を追いかける......。

真夏の暑い日。告白の返事を聞くため、僕らと彼女の逃走劇が始まる。